ラミトップ®Ny共押インフレーションフィルム

ラミトップ®はポリエチレン系樹脂とナイロン樹脂の共押出し多層フィルムです。
5層構成の特徴を生かし、お客様のニーズに対応した設計が可能です。
ナイロン樹脂は耐熱性や成型性が良好であり、更にオレフィン樹脂の不織布、PET表皮、フエルトなどと良好な接着性も有しております。
これらの特徴を生かして自動車の天井、フロアマット、ダッシュサイレンサーなどの内装部品にもご活用頂いております。
物性表
厚さ: 25μm 〜 160μm 幅: 600mm〜2000mm
参考: 【ラミトップ®DXNLタイプ】 45μm
物性項目 | 単位 | 測定方向 | 測定値 | 測定方法 | |
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引張強さ | N/10mm幅あたり | MD | 22.5 | 自社法
|
|
TD | 21.0 | ||||
伸び | % | MD | 369 | ||
TD | 424 | ||||
層間剥離強度 | N/25mm幅あたり | ― | 5.6 | ||
円形モジュラス | 10% | N/25mm幅あたり | MD | 47.2 | |
TD | 46.5 | ||||
20% | MD | 61.1 | |||
TD | 58.4 | ||||
30% | MD | 71.9 | |||
TD | 68.7 | ||||
40% | MD | 81.5 | |||
TD | 77.9 |
※上記は代表値であり、保証値ではありません。
実績のある構成
■PE系樹脂 / 接着性樹脂 / ナイロン樹脂 / 接着性樹脂 / PE系樹脂
■ナイロン樹脂 / 接着性樹脂 / PE系樹脂 / 接着性樹脂 / PE系樹脂
■ナイロン樹脂 / 接着性樹脂 / PE系樹脂 / 接着性樹脂 / ナイロン樹脂
自社法 測定方法
◆引張強さ/伸び
試験装置はクロスヘッド速度一定形精密万能試験機を用いて、
試験片が破断するまで引張荷重を加え、その間の最大荷重及び、
破断時の伸びを求める。
試験片形状 :ダンベル形
試験片幅 :10mm
チャック間距離:50mm
標線間距離 :40mm
引張速度 :500mm/min
◆層間剥離強度
層間を剥がし、クロスヘッド速度一定形精密万能試験機を用いて
引張り破断時の最大荷重を求める。
試験片形状 :短冊形
試験片幅 :25mm
チャック間距離:40mm
引張速度 :200mm/min
◆円形モジュラス
製品サンプルより試料を円形に打ち抜き、クロスヘッド速度一定形精密万能試験機を用いて
所定の%歪んだときの荷重を求める。
試験片形状 :直径300mmの円
チャック間距離:200mm
標線間距離 :円の中心から100mm
引張速度 :200mm/min
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大倉工業株式会社 合成樹脂事業部 Tel: 0877-56-1150 受付時間: 9:00-17:00 (平日のみ)