サステナビリティの取組み
大倉工業グループは、持続的発展可能な社会づくりへの貢献を目指すことが、当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値向上へ繋がるものと考えています。
これまでCSR基本方針『「社会から信頼される企業」であり続ける』を掲げ、変化する社会環境の中で、E(環境)、S(社会)、G(ガバナンス)を重視した事業運営を行ってきました。今後は、2020年に特定した事業を通じたソリューション提供への重要課題「マテリアリティ」と「事業継続のための基盤」を基に、サステナビリティを経営戦略の中心とした積極的な活動を推進していきます。
理念体系
経営理念
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人ひとりを大切に
一人ひとりの人権を尊重し、安全で働きやすく、活力あふれる職場づくりに努めます。
サステナビリティ基本方針
「社会から信頼される企業」であり続けるために、事業を通じて、社会との共生を念頭に企業の成長を目指す
サステナビリティ基本原則
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1. 事業とESGの両立 当社の経営理念の下、変化する社会環境の中でESGを重視した事業運営を行うことで、社会の持続的な発展と中長期的な企業価値の向上を目指します。
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2. 地球環境の保全 当社グループは、事業活動を通じて気候変動など地球環境問題への配慮、脱炭素社会の実現に向けた製品やサービスを提供し、地球環境の保全に貢献します。
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3. 法令順守・人権尊重と労働環境の配慮 当社グループは、全ての事業活動において法令や社会規範を順守するとともに人権を尊重し、ジェンダーや国際性、職歴、年齢を含む多様な働く人ひとりを大切にし、人材の育成、労働環境の改善、地域・社会への貢献を推進します。
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4. 情報開示と対話 当社グループは、自らの事業活動におけるサステナビリティへの取り組み状況に関して積極的に情報を開示し、ステークホルダーと対話しながら、社会の評価を受け経営に反映していきます。
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地域社会への貢献
当社の製品・サービスを通じて、安心で快適な生活に貢献するとともに、良き企業市民として積極的に社会貢献活動に取り組みます。
社 訓
「事業」活動を支える行動指針
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日々向上
一人ひとりが向上心を持ち、自身の課題を設定し、能力の向上に努める。
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創意工夫
既成概念にとらわれず、新しい視点と発想で、改善・改革・開発に取り組む。
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同心協力
一人ひとりが目標を共有し、互いに知恵を出し合い、対話を重んじ信頼関係を深め全体最適の視点で課題解決に努める。
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お客様を第一に
環境変化に応じて、必要とされる製品・サービスを常に提供し続け、お客様とともに成長していくソリューション企業を目指します。
大倉工業倫理綱領
「社会から信頼される企業」であり続ける
行動の7原則
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1. 「人々の安心で快適な生活を支える」製品やサービスを提供し、消費者やユーザーの信頼を獲得します。
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2. 従業員のゆとりと豊かさを実現し、安全で働きやすい環境を確保するとともに、従業員の人格と個性を尊重します。
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3. 公正、透明かつ自由な競争を行うと同時に、政治や行政との健全かつ正常な関係を保ちます。
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4. 企業情報を積極的かつ公正に開示すると同時に、広く社会とのコミュニケーションを行い、各ステークホルダーと良好な関係を構築します。
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5. 市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力および団体とは、断固として対決します。
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6. 環境問題への取り組みは企業の存在と活動に必須の要件であることを認識し、自主的かつ積極的に行動します。
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7. 海外においては、その文化や習慣を尊重し、現地の発展に貢献する経営を行います。
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重要課題(マテリアリティ)
大倉工業グループは、企業活動による事業及び社会課題への影響度を評価し、優先順位をつけることで真に取り組むべきマテリアリティ(重要課題)を特定しました。
「マテリアリティの特定」推進STEP
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STEP0
自社の活動・製品・サービスとSDGsの関連性把握
- 現状の自社の取組みが創出する社会的価値の把握
- 自社の活動・製品・サービスが貢献するSDGs目標の明確化
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STEP1
同業他社の取組み理解と自社の今後の取組み検討
- 環境・社会・企業における解決すべき課題の検討
- 同業他社の取組みと自社の取組みの比較から、今後の取組み(アクティビティ)を抽出
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STEP2
バリューチェーン外部環境分析と自社の今後の取組み検討
- 環境・社会・技術面から今後の社会変化(未来像)を想定
- 想定した未来像において自社の創出する価値は何か、今後の取組み(アクティビティ)を抽出
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STEP3
マテリアリティ候補・活動テーマ候補の策定
- STEP1、STEP2で抽出したアクティビティを取りまとめ、活動テーマ候補とマテリアリティ候補を抽出
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STEP4
活動テーマの重要度評価とマテリアリティの特定
- 活動テーマごとの事業的価値と社会的価値の検討
- 活動テーマごとに重要度評価をし、自社のマテリアリティ(重要課題)を特定
大倉工業グループのマテリアリティ
| KPI | 実績 | 目標 | SDGsへの貢献 | ||||
| 2022年 | 2023年 | 2024年 | |||||
| マテリアリティ | 脱炭素経営(気候変動対策)の推進 | 自社グループのCO2排出量 (スコープ1,2) | 121,232t-CO2 | 105,282t-CO2 | 104,795t-CO2 | 【2027年】2021年比25%削減(2013年比40%削減に相当) 【2030年】2021年比37%削減(2013年比50%削減に相当) |
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| 資源循環対策の更なる推進 | 木質構造材料事業によるCO2貯蔵量 | - | - | - | 【2027年】17,700t-CO2以上(2025年~2027年累計) |
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| PCR※1使用製品売上高 | - | - | - | 【2027年】2024年比230百万円増加(2025年~2027年累計) | |||
| 環境貢献製品の創出と拡大 | 生活サポート群製品※2におけるCaerula®認定製品の売上高比率 | 36.0% | 48.2% | 55.1% | 【2027年】75%以上 【2030年】100% |
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| サステナブル(CSR)調達の推進 | サステナブル調達調査結果の平均得点 | - | - | - | 【2027年】2024年比3%以上増加 |
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| DX推進による競争優位性の確保 | DX推進による削減工数 | - | - | - | 【2027年】6,000時間/月以上 |
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| イノベーション創出に向けた研究開発 | 事業部移管件数(R&Dセンター) | - | - | - | 【2027年】15件(2025年~2027年累計) |
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| 特許出願件数(R&Dセンター) | - | - | 32件※3 | 【2027年】48件(2025年~2027年累計) | |||
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※1ポストコンシューマーリサイクル
※2生活に密着した住や食に関わり、人々の安心で快適な生活を支える製品
※32022年~2024年累計
事業継続のための基盤
さらに、当社グループの事業継続に不可欠な4つの基盤項目を併せて設定しました。これらのマテリアリティと事業継続のための基盤をもとに、サステナビリティを経営戦略の中心とした積極的な活動を推進していきます。これらの課題を解決することで、企業の持続的な成長を目指します。
| KPI | 実績 | 目標 | SDGsへの貢献 | ||||
| 2022年 | 2023年 | 2024年 | |||||
| 事業継続のための基盤 | 企業の信頼性・透明性の向上 | 重大なコンプライアンス違反※1・行政処分件数 | 0件 | 0件 | 0件 | 【2027年】0件 |
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| 汚染防止の徹底 | 環境法規制等に基づく行政指導件数 | 1件 | 0件 | 0件 | 【2027年】0件 |
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| 水使用量削減率 | - | - | - | 【2027年】2024年比3%以上削減 | |||
| 地域社会との共生 | 社会奉仕活動参加件数 | 11件 | 13件 | 14件 | 【2027年】15件以上/年 |
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| ビジネス参画件数 | 6件 | 11件 | 17件 | 【2027年】20件以上/年 | |||
| 働きがいのある職場環境の整備 | 人材ポートフォリオ作成 | - | - | - | 【2027年】人材ポートフォリオ作成実施 |
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| 教育計画作成・教育実施 | - | - | - | 【2027年】教育計画作成・教育実施 | |||
| 女性管理職比率※2 | 3.3% | 2.5% | 3.9% | 【2027年】8%以上 | |||
| プレゼンティーズム※3 | - | - | 29% | 【2027年】24%以下 | |||
| ワークエンゲージメント※4 | - | - | 2.5ポイント | 2027年】2.6ポイント以上 | |||
左右にスクロールできます
※1各国競争法、腐敗に関する法令、社会経済分野に関する法令、品質偽装等の違反
※2単体
※3出勤しているものの、心身の不調により業務パフォーマンスが十分に発揮できず、生産性が低下している状態
※4仕事にやりがいを感じ、熱心に取り組み、仕事から活力を得ている状態
サステナビリティ推進体制
大倉工業グループは、気候変動をはじめとした地球規模の環境問題への配慮、人権の尊重、従業員を含む全てのステークホルダーへの公正・適正な事業活動など、社会や企業のサステナビリティに関する課題解決を事業機会と捉えています。2021年4月には、CSR委員会を改め「サステナビリティ委員会」を設置するとともに、ESG活動に関する基本計画の策定などを担当するセクションとして、「サステナビリティ推進部」を新設し、取組みを推進しています。当委員会は、サステナビリティ推進担当取締役常務執行役員を委員長とし、取締役及び執行役員を委員として構成しています。このうち、社外取締役も委員に含めることで、当社グループのESG活動が世の中の動向に合致しているか客観的な視点でチェックし、活動を進めています。
2024年は2回の委員会を開催し、当社グループが特定した「マテリアリティ」や「事業継続のための基盤」に関する中長期的な課題認識の共有化及びそれらの課題解決に向けた施策に対する協議、決定を行いました。
さらに、当社グループのコンプライアンスを統括するコンプライアンス委員会を設置し、実働部隊であるコンプライアンス実行委員会と連携しながら、周知啓発活動や内部通報への対応等を行っています。
これらの体制のもと、取組み状況をステークホルダーに向けて積極的に情報開示を行うとともに、継続的に改善を行いながら様々な活動を進めています。
サステナビリティ委員会 年間開催回数
| 2022年 | 2023年 | 2023年 |
|---|---|---|
| 4回(臨時2回) | 2回 | 2回 |
2024年 主な議題・報告内容
- サステナビリティ推進活動の議論・報告
- マテリアリティと事業継続のための基盤に関する議論・報告
- J-クレジットの購入の方向性に関する決議
- ICP(インターナルカーボンプライシング)の導入に関する決議
- 大倉工業グループの環境目的(2025~2027)に関する決議
サステナビリティ推進体制図
社外からの評価
CDPの評価について
大倉工業は、環境情報開示システムを提供する国際的な非営利団体であるCDPから2022年に初めて回答要請を受け、気候変動質問書に回答しました。2023年からは「気候変動」と「水セキュリティ」の2つの質問書に回答しており、下記スコアに評価されました。
CDPスコア
| カテゴリー | スコア | ||
|---|---|---|---|
| 2022年 | 2023年 | 2024年 | |
| 気候変動 | B | B | B |
| 水セキュリティ | - | B | A- |
イニシアティブへの参画
TCFD提言への対応
大倉工業は、2022年2月、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言へ賛同を表明すると共に、同提言に賛同する企業・金融機関等により構成される「TCFDコンソーシアム」へ参画しました。気候変動への対応を喫緊の課題と捉え、脱炭素社会実現に向けた取組みを促進させると共に、積極的な開示を行っていきます。
TCFD提言に基づく情報開示「GXリーグ基本構想」へ賛同、「GXリーグ」に参画
GXリーグは、GX(グリーントランスフォーメーション)に取り組み、持続的な成長を目指す企業が、同様の取組みを行う企業群や官・学と共に協働する場として設置されました。
大倉工業は、2023年1月に「GXリーグ基本構想」へ賛同し、同年5月に「GXリーグ」に参画しました。
「気候変動イニシアティブ(JCI)」に参加、
「JCIメッセージ」へ賛同
気候変動イニシアティブ(JCI)は、宣言「脱炭素化をめざす世界の最前線に日本から参加する」に賛同し、気候変動対策に積極的に取り組む企業や自治体、NGOなどの情報発信や意見交換の強化を目指したネットワークです。
大倉工業は、2023年4月に「気候変動イニシアティブ(JCI)」に参加及び「JCIメッセージ」へ賛同しました。