創業の精神とサステナビリティ基本方針
大倉工業は、第二次世界大戦後の混乱のなか、創業者の松田正二が「部下とその家族の生活を守りたい」「戦災で家を失った人々に必要な住宅を提供したい」という強い使命感のもと、高松市で事業を開始したことに始まります。この「従業員を守り、社会に役立つ」という創業の精神は、時代が移り変わっても、決して忘れてはならない私たちの原点です。
そして2021年、私たちはこの創業の精神と深く通じるサステナビリティ基本方針「『社会から信頼される企業』であり続けるために、事業を通じて、社会との共生を念頭に企業の成長を目指す」を制定しました。これは、社会の発展に貢献する事業こそが企業を成長させ、ひいては企業の持続可能性を確かなものにするという、私たちの確固たる思いを明文化したものです。
中期経営計画(2027)における未来への取り組み
現在進行中の中期経営計画(2027)では、将来の成長を支える非財務資本の強化を重点テーマとし、特に私たちの最も重要な財産である「人的資本」の強化に注力しています。具体的には、経営戦略を力強く推進する人材の育成に努め、女性従業員や経験豊富なベテラン従業員をはじめとする多様な人材がその能力を最大限に発揮できる職場環境を整備します。さらに、従業員一人ひとりの心身の健康を支える健康経営を徹底することで、全従業員が最高のパフォーマンスを発揮できる環境を目指します。
地球規模の課題である気候変動問題へは、「自然資本の有効利用」を推進し、特にCO2排出量削減に積極的に取り組みます。また事業活動を通じて社会的価値を追求することで、持続可能な経済価値の創出にも挑んでいます。基盤事業である生活サポート群製品(生活に密着した住や食に関わり、人々の安心で快適な暮らしを支える製品)においては、環境貢献といった新たな価値創出に取り組んでいます。さらに、地域社会との共生を重視し、四国地域の豊かな森林資源を循環利用しながら、持続可能な森林環境の保全にも積極的に関与してまいります。
全てのステークホルダーの皆さまと共に
私たちは、常に変化する社会ニーズに応じて事業ポートフォリオを最適化し、得られた利益を適切に配分することで、大倉工業グループの持続的成長と共に、社会や地球環境の持続可能性を追求します。より良い社会や豊かな地球環境の実現には、全てのステークホルダーの皆さまとの協働が不可欠です。単独では成し遂げられないような課題も、皆さまと共に新たな価値を創出することで達成できると確信しています。当社グループは、サステナビリティを経営の根幹と捉え、変化を恐れず挑戦を続けます。今後とも皆さまのご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。